タイトル | : Re: ドイツの安土城 |
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投稿日 | : 2008/02/18(Mon) 05:09 |
投稿者 | : 日ノ本 |
来月日本建築学会の建築会館で発表する事になりました。
掲示板に書き込みして二年以上経ちましたが、以後の書き込みを読ませ
ていただいていませんでした。
高校2年の方の書き込みには、感心しました。文章もしっかりしていて、
こちらは、恥ずかしい限りです。
天主台最頂部が、正方形に内接する二辺X2が並行する天主台の多角形が、意図的な構成なのは理由があると書いていましたが、その根拠も
やはり、神社鎮座法と関係が有ります。
神社鎮座法と書くと、すぐ風水(陰陽五行説と習合)になりますが、そ
んな吉凶占いでは、土地評価はできても位置確定はできません。(できるのが風水かもしれませんが、公開されている風水説資料ではという事
です、)
神社は、古代信仰、自然の山等を信仰する土着的な信仰から発祥したと
これまでいわれていますが、全く違います。全ての名神社(有力、有名
古社)は、位置が計画され配置されています。まさかと思われるでしょ
うが、そうです。時代を超えて、鎮座法は受け継がれていたようです。誰も信じ難い内容ですが、歴史学者や民俗学者の言っている事は、根拠のない推論ばかりなのです。
神の事とする為に、神秘性を与え、多くの隠し行為がある文献に惑わされているのです。
それはともかく、、
五山八地域を基点とした正確な測地術により決められています、神社に
限らず、城や都、日本の近代までの重要建築は全て、神社鎮座法により
決められ、神社鎮座関係と関わるよう決められています。
城は、古代城、大野城、岩城城、鬼城山などから戦国城、封建城の有名な城は全て、安土城と同じなのです。
しかし、安土はその中でも特別、重要な場所でした。
五山の内の二山が、富士山と大山です。
富士山の真西約470kmの同緯度上の山が、伯耆富士。出雲富士の大山で
す。
その二山の真中が安土山です。
勿論、この経度上、子午線上には多くの山があります。
この山は、金華山、岐阜城と関係のある山だからです。
金華山は、鎌倉幕府、室町幕府、秀吉の大阪城、江戸幕府もこの金華山
と関わる地に本城を築いています。関係を持つ構成にしています。
金華山は、武門の霊山なのです。美濃と尾張を領有した信長が、将来の
発展性が有る尾張那古屋から、美濃に偏した岐阜に本城を移した理由は
その為です。
では、これで、お別れいたします。
日ノ
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