タイトル | : 「本能寺の変」の瓦@大津市歴史博物館(10月6日〜11月18日) |
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投稿日 | : 2007/09/26(Wed) 21:31 |
投稿者 | : 大陸進出 |
うちの高校の先生情報ですが、先月発掘された本能寺の変の焼け瓦(軒丸瓦と鬼瓦の2点)が滋賀県の大津市歴史博物館で展示されるそうです!!文化祭シーズンに京都に行く予定ですので、時間があれば足を伸ばしてデジカメ写真をおみやげに撮ってきます!安土はムリかも…
-大津市歴史博物館第44回企画展「戦国の大津−天下統一の夢、坂本城・大津城・膳所城−」
http://www.rekihaku.otsu.shiga.jp/kikaku/kikakuten.html#KIKAKU44
ちなみに本能寺で異変に気付いた信長の第一声は「おのれ光秀め、よかろう!しばし相手して遣わす!」ではなく、なんと「城の介が別心ぞ(信忠の謀反か)?!」だったそうです。最近の京都の父親刺殺事件を思い出しました。自分より一つ年下の女子専門学校生があんな大それた事件を起こしたとは理解に苦しみますが、現代にも通じる複雑な父子関係があったことを窺わせる重たい一言です…
-「本能寺の変」の焼け瓦発見! 旧寺跡で 堀や石垣も
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007080700027&genre=M2&area=K1C
NHKBSハイビジョンで去年の大河ドラマ「功名が辻」の再放送をやっています!!
-ドラマセレクション「功名が辻」
2007年9月3日(月)より NHK BShi 毎週月曜〜金曜 17:00-17:45
※9月24日(月・祝)・10月4日(木)・10月5日(金)は別番組のため休止いたします。
もうすぐ安土築城開始(1576)です。
新築の安土城で「どうじゃ気に入ったか?ここが天下のヘソじゃぁ!」と濃姫に誇らしげに訊く信長(館ひろし)の台詞が印象的でした。
昨夜は中秋の名月(旧暦八月の十五夜)で、夜空に燦然と輝く月は美しかったです!!
秋田裕毅著「織田信長と安土城」によると、本丸(行幸)御殿の東にある三の丸に建っていた江雲寺御殿は安土城の月見櫓で、中秋の名月が登る方向(東〜東南)に建てられていたのではないかとこのことで、かつては信長(館ひろし)も濃姫やお市の方、家臣、側室や元服前の子供達とともに豪華で賑やかなお月見をしていたのだと思うと、映画「タイタニック」みたいでちょっぴり悲しい感じもしました。また安土山は桜の名所だそうで、春の花見(田植え)と中秋の名月(収穫祭)は、盆踊り(旧暦七月の十五夜)や大晦日や正月と並んで、城下町と周辺の農村の連帯感を高める重要なイベントだったと思います。
テレビのニュースでやってましたがドイツのビール祭りが開催中なのも、洋の東西を問わず今が収穫祭のシーズン(実りの秋)ということで、去年の大河ドラマ「功名が辻」での信長(館ひろし)と安土城に興味を持ち始めてはや1年経ち、淳也さんや日ノ本三十之さん(宮元健次ささん?)のおかげでそれまでバラバラだった歴史や建築、宗教、陰陽道(天文学)のことがだんだん繋がってきて楽しいです(^^)
宮元健次著「神社の系譜 なぜそこにあるのか」(光文社新書)
を図書館で借りて読みました。京都の鬼門封じ(比叡山延暦寺&日吉大社)修学院離宮-仙洞御所-桂離宮ライン、本願寺東西分立の理由(豊国廟-豊国神社&方広寺-(西)本願寺ラインで豊臣秀吉が神になるのを防ぐために、徳川家康が東本願寺と渉成園で分断した)のくだりはとても面白く、直接安土選地の理由解明の参考になるかどうかは判りませんが、京都、奈良、厳島神社を2倍楽しめる内容でした。修学旅行の前に読んでいたら…と後悔させるおすすめの一冊ですV(^^)