|
撮影カメラ | CYBERSHOT |
焦点距離 | 9mm |
露出モード | プログラムAE |
測光方式 | 中央重点測光 |
ISO感度 | 100 |
シャッタースピード | 1/63秒 |
絞り | f2.8 |
| 疑問4については、図書館で内藤昌著「復元安土城」を借りて見たところ、天主指図に「花鳥つくしなり」と書いてあったので、解消しました。 以前、見物した遊郭の天井が花鳥つくしだったので違和感があり、つい疑問に思ってしまいました。スイマセン。
また、前回、金閣と夢殿のジョイント部が青く塗られていたとする珍説を披露してしまいましたが、ウチの高校の先生が作った木組みの薬師寺の三重塔の模型を眺めていたら、それを裏付けると同時に「各階が異なる色で塗られていた」という証言について一つの仮説が浮かんできました。添付画像をご覧ください。
三重塔を下から見上げると、壁の色はもちろんのこと、軒の天井の色が印象に残ります。 もちろん安土城天主閣の軒の張り出しは三重塔ほど大きくないですが、もし七重目の高欄の木組みが群青で塗られていた(ただし欄干は金)とすると、(大手道を上がる際に見上げることになる)天主閣各階の軒天の色は、 七重目が金、「七重目の高欄」が青、六重目は赤、(五重目の破風が黒)、四重目から二重目が白となります。 「壁が」ではなく、「各階が」異なる色で塗られていた、という表現もこれで納得ですがどうでしょう。 また、これは施工上の理由で変更されたのではないかと思います。
以下、私の創作です(笑)。 金閣と夢殿のジョイント部分をどうするかとなった時、天主閣の模型を前に信長(館ひろし)と棟梁の会話。 信長「余の神殿であるからすべからく最高級の材料で飾らねば宣教師どもに示しがつかぬわ!ここも金箔じゃ!」 しかし、夢殿の屋根がうねっていて足場が悪いため、 棟梁「お館様、手間ども大工は問題ありませぬが、足場が悪いゆえ、金箔師たちがここで微細な作業をするのはムリでございます」 信長「〜であるか。。。その方に何か妙案はないか?」 棟梁「見栄えを良くするには、金箔より高価な群青を塗るのがよろしいかと存じます。そのほうが横方向の安定感も増しまする」 信長「出過ぎたことを申すでないわ!」 棟梁「お館様、しばしお待ちを!」棟梁、模型のジョイント部を群青で塗る。 信長「群青も悪くないのう。。。五色に輝く天主か…、よし、是非に及ばす!そちの申すようにいたせ!」 このような経緯でジョイント部の木組みと三角の外壁は群青で塗られ、四隅の木鼻に金の金具が取り付けられたのではないでしょうか。
ここまで妄想が炸裂すると、珍説!安土城というより、邪説!平楽城です(笑)。平楽城=「平」安「楽」土「城」、ついにやってしまいました… |