タイトル | : Re: 「真説」というよりは「新説」 |
記事No | : 310 [関連記事] |
投稿日 | : 2006/03/10(Fri) 19:57 |
投稿者 | : HIRO |
ご無沙汰しております。
森様
> 買った方がいいです。急がなくてもいいでしょうけど。
今日、行ってきました…が一読して悩み、悩み、保留してしまいました。
確かに後半部分には新しい話も載ってますし、復元案の比較考証なども
あったので買おうと思ったのですが...
前にも書きましたが、ああやって比較に大坂城や岡山城を出せば出すほど
デザイン的に後の城と(というか京都に現存する建築物や總見寺の遺構とも)
連続性が全く無い城だなんだ!と強調されているようにしか見えませんでした。
まあ、それを以って批判の根拠とするのは無意味だと判ってはいるのですが
なんていうか…建物としてのバランスが独特なんですよ。はっきり言って美しくない。
美意識の高い宮大工が最高権力者の居城として建てた城には見えないんですよね…。
というか、「岡山城に似てる(この前提がおかしいのは皆さんに教えてもらいましたが)」
のなら、なぜ外形が内藤案ベースではダメなのか?という疑問が生じてしまいました。
彼の復元案は「岡山城に似せること。でも内藤案に似た物はダメ」という縛りの中で
作られている様な印象を受けます。
なので最後まで財布の紐が緩みませんでした。うーん。