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タイトル秀吉の伏見城を描いた屏風が発見(確認)される?
記事No: 611 [関連記事]
投稿日: 2010/10/11(Mon) 17:07
投稿者Tm.

一年ぶりのお邪魔です。

中日新聞のWeb記事(2010年10月11日 09時18分)によると、
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2010101190091859.html
秀吉時代の伏見(木幡山)城を2面に渡る主要画題として描いた屏風が発見(確認)
されたそうですね。
掲載されている写真は小さく、拡大すると不鮮明になってしまいますが、自分に
とっては実に興味深い点が見受けられ、少くなからぬ興奮をしております。
それは、天守の二層(重)目に唐破風屋根の張り出しの存在が確認されることであり、
豊臣時代の大坂城天守を復元考察する上でも重要な点だと言えます。

同様の張り出しについては「大坂冬の陣図屏風」に描かれた天守にも確認されますが
(※ただし大入母屋の平側と妻側の違いあり)、一方で「大坂城図屏風」にはそれが
確認できず、後者を重視する佐藤大規氏の復元図でも採用されていません。
しかし今回発見されたの屏風からすると、その存在についても再考すべきであり、
「大坂城図屏風」の景観年より以降に増築された可能性も指摘できるのではないかと
思われます。

以上のことは一見、安土城天主には関係なさそうですが、佐藤氏の復元案では
岡山城天守のそれを参考に安土城天主にも採用されていますので、今後、何らかの
反応があるかも知れません。

何れにしても実見したいのですが、今回は見に行けそうもありません。


PS.
哲平さんご紹介のブログは自分も楽しみに拝見させていただいていましたが、
最近は更新されておらず残念です。打ち止めでしょうかね?