安土城 掲示板
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タイトルはじめまして
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投稿日: 2005/07/03(Sun) 02:01
投稿者HIRO

はじめまして。単なる安土城好きの素人です。
ずっとROMだったのですが、今日、書店で「城のつくり方辞典」を
やっと買いに行き(田舎者なのに本は実物見ないと買えないタチなもので…)
佐藤大規氏の安土城復元案を見たのですが、正直「???」だったので
みなさんのご意見が聞いてみたいと思って書き込みました。

まず、私が疑問に感じた部分について。
1.なぜか天主が後期望楼型に近く、上部が大きくて重量バランスが悪いこと。
2.他の天守とのデザインの歴史的連続性が見られないこと。
3.破風、瓦の役割について、考察している雰囲気が感じられないこと。

1と2は実際には同じことについて言っているのですが、あのデザインだと
屋敷全体で重量を支えるには重過ぎるし、芯柱があったとしても横方向への力が
吸収できないので風が吹くたびに信長は船酔いをすることになってしまいます。
しかも、あのデザインでは後の望楼型天守に影響を与えていないことになります。
同じ三浦正幸氏門下の鷺原・石井両氏の大坂城復元案は他の初期望楼型の天守と
同時代のものという印象を受けますが、逆にあの安土城とは繋がりません。
(むしろ内藤案との方が連続性を感じられるデザインです)

3についてなのですが、あの復元案(一方向からしか載ってませんが)を見ると
特に八角柱部の所ですが、雨の影響を全く考えてないように思えます。
あれでは八角柱部の壁面に当たった雨はまっすぐ入母屋大屋根との結合部へ流れて
行きます。佐藤氏の案では八角柱部分がかなり長いので、結合部に半鬼瓦などで
対策をとっていても(あの当時から半鬼瓦があったのかは勉強不足で知りませんが)
相当な雨漏りが予想されます。さらに枡形の望楼ならその後は大屋根の瓦を流れて
いくでしょうが、八角形では雨水は壁に沿って最も低い部分に流れていきます。
だから最低限、大屋根との結合部の直上に屋根を設ける、八角柱部の最も低くなる
両端部分には千鳥破風を設けるなど、瓦の上に雨が落ちるような工夫が必要だと
思うのですが。

最新案であり、あれだけ多くの復元案を発表している三浦先生の門下生が作る
復元案なのですから、それなりに根拠のあるものなのだと思うのですが、上に
書いたような理由から、私には現実的な建築物に見えないのです。

素人考えかもしれませんが、皆さんのご意見をいただけましたらうれしいです。


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